butakawa’s blog

ブログやって見ました。よくわかってない

【介護の本音】介護福祉士をやっていて思うこと。幸せってなんだっけ??

こんにちはー!介護福祉士のぶたかわです。


私は専門学校を卒業してから特養で介護の仕事に就きました。

学校での教えと現場での教えは全く違いました!!


学校での教え→利用者目線のケア、利用者第一、介護者は人にあらず、介護者犠牲の精神。


職場での教え→職員によって違う。利用者目線の時もあれば職員目線もあり。利用者を犠牲にする場合もあれば職員犠牲の場合もある。


ざっくり私のイメージです。


ご利用者は認知症の方が殆ど。一部介助が必要な方は9割といったところでしょうか。


全ての施設がとは言いませんがそんなご利用者に対しての支援は食事、入浴、排泄のみ!


個別支援なんてのはほとんどしておりません。

学校で教えている介護と言うのは身体介護ではなく生活支援が大事ということ。

しかし、実態は身体介護がほとんど。良くて塗り絵をやって頂く、歌を歌う、体操する。


正直言って介護業界は誰でも出来る仕事をしています。

みんなは口々にそんなことない。介護は楽じゃないとか言いますがぶっちゃけましょう。

介護は楽です!!仕事がめっちゃ楽です!!!


休日もある!残業もほとんどない!(事業所によってはあるけど)

残業代は出る!


本当に介護は慣れてしまえば最高の職場です。


話がそれましたが利用者目線を大事にと職場でも言っていますが最終的には職員目線になることが殆どです。

色々な理由をつけて(もっともらしい)利用者目線から介護者目線にします。


施設で生活しているご利用者が認知症ではなくなり、判断力が低下していない状態でアンケートを取ったなら、確実に満足度は低いでしょう。たぶん、7割の施設はこのような現状です。


自身で訴えることができない、稀にくるご家族は一部の場面しか見てなくて判断しますから、施設での生活は満足そうに見えているのかも知れません。


介護士に今働いている施設に自分が高齢者になった時に入所したいかを聞くと絶対に嫌だと答えるでしょう。


施設系の介護はもう古いんだと思います。現代のニーズに合っていない。それは現場で働いている人が薄々気が付いていると思います。


朝に無理やり起こされ、食事は決まった時間、お風呂は週に2回程、立ち上がれば危ないと言うことで座らせられる。

集団生活なんだから仕方がないと思うのはあります。

しかし、普通の生活ではないのが事実です。


施設に暮らしているご利用者は本当に幸せなんでしょか??

私はそうは思えないです。


もちろん、現場で働いている職員が大変なことはわかります。色々と制約があったり人手不足が原因と言うのもわかります。


今回はご利用者目線での話です。自分がご利用者になった時に施設に暮らすことになったら本当に幸せなのか??

と言ったことなら殆どの人はNOと答えるでしょう。


私の予想では施設系の介護は今後、淘汰されていくと考えています。

それはビジネスの目線でやっていないから。


自分の親を施設でと考えている方は気を付けて下さい。